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バリーオッさんとTOEIC900の呪縛

100の記事をまず書く。100万文字。語学、育児、家事、料理、音楽、Netflix、僕というダメ人間は、書くということでマインドセットをしてきた。あえて日常に起こるちょっとしたストレスをボケたり突っ込んだりすることで、自分の気持ちが軽くなる。ダイハードのマクレーン刑事や、フルメタルジャケットのジョーカーのように、どんな状況でも笑い飛ばせる人間でありたいと小学四年生から変わらないモットー。

ダムドを久しぶりに聴いた。

地獄に堕ちた野郎ども

地獄に落ちた野郎ども

一体、どういう気待ちでこの邦題をつけたんでしょうか?


悩みなんかないけど深く悩めるふりをした高1に生きる活力を与えてくれた。そんな思い出の名盤です。時代を超えて今のティーンのハートを揺さぶることでしょう。私が聴いた時ですら、すでに伝説、私が産まれる一年前の作品でしたから、響く人には響くと信じて疑わないわけで。

ピストルズやクラッシュなどのスタイリッシュなロンドンパンクの中で、顔を白塗りしてタキシードや全身ファー、くわえタバコに半裸、帽子とか統一感のない出で立ちというゴールデンボンバーみたいな胡散臭い印象を与えてくれるのがダムドです。産まれながらに中指を突き立てているような、ピュアな知るか!
クソ喰らえ的なアティテュードが猛烈に醸し出されているバンドです。パンク度はゲージ振り切っていると思います。

黒バックに黄色字
タランティーノの映画のような趣きもあるジャケット写真カッコいいですね。

出会いは高1の時。高校時代の盟友コバヤシ君にに借りたこのCDで、パンクロックの洗礼を浴びました。




ニートニートニートの荒ぶるベースラインではじまるこの恐ろしい名盤は、思春期の股間を直撃、逆流してくる電撃に脳がハイジャックされました。フラフラになりながらおもむろにティシャツを脱ぎ捨て、チェリオの瓶を叩き割り、でぃあっと叫びっ半裸でガラスの破片が散らばるフロアの上をゴロゴロし、血まみれになりながら、ウォウ! ファックな世の中を憐れな俺がファックしてやる、このマザファッカーどもが! 全てのシステムはシットだぜ! あいつもこいつもビッチだぜ! 彼女は本当にあいつと付き合っているのかい? ナナナナッ!というとりあえず知っているスラングを語尾につける破壊的な思考に陥りました。

そしてロンドンパンク記念すべき最初のシングルのニューローズ。
ドラキュラみたいなコンセプトのよくわからないボーカルデイブさんの
Is she really going out with him?
という分かりやすい英語から、
パンク史に残るのラット大先生の狂乱的でプリミティブなドラムイントロから若者を狂わせるキャッチーで嵐のようなギターリフに大切な何かを鷲掴みにされ、なんだこれっ好き! 窓を開けて、お母さんこれ大好きだよーと叫びました。エンドレスリピート再生にして8回連続で聴いた後、命を落としかねない程、オナニーして疲れ果てて眠るのでした。

一目で変態と分かるキャプテン センシブルに憧れて髪をオレンジに染め、初めてのアルバイト代を握りしめ、池袋のイシバシ楽器で安いバイオリンベースを購入するのは時間の問題でした。ロクに練習することもなく、俺はパンクロッカーだと無免許で名乗るようになったのが懐かしいです。
Epiphone Viola Bass Vintage Sunburst バイオリンベース (エピフォン)

2枚目以降もポップに新しいことに挑戦していて、素敵なのですが、ファーストアルバムが最高と言うとロック通ぶぽいので、ファーストが一番良いと身も蓋もないことを言います。

この地獄に落ちた野郎どもは、
ブライアン ジェームス大先生のギターがとにかくカッコいい。
ザラついて篭ったような砂肝噛んだような音感。何それ? ストーミーで歪んだサウンド。死に急いでる雰囲気のあるカッティング。

ティーンネイジャーの怒りや焦燥感や不安を吹き飛ばしてくれるでしょう。私だけでしょうか? 失恋や初恋すら思い起こさせる青いサウンド。ザ ロック。ザ パンク。

Apple Musicとかでお手軽にチェックしてみてはいかがでしょうか。